シニアは何歳まで働ける?定年のない仕事を探すべき理由

「定年退職」を見据えてくるシニア世代になってくると、実際いつまで働けるのか気になり、退職した後に仕事が無くなってしまうのが不安になる方もいるでしょう。

そこでこの記事ではシニアの方がいつまで働けるのか、また定年のない仕事を早く探すべき理由について紹介します。

この記事のポイント

  • 会社は70歳まで就業を確保する「努力義務」が必要ですが「確実に70歳まで働ける」というわけではない
  • 人生100年の現代において、定年後も仕事をしなければ生活が苦しくなる可能性が高い
  • 定年を迎える前に、副業として「定年のない仕事」を探しておくことがおすすめ

シニアの仕事は何歳まで続けられるのか

2021年4月に改正された「高齢者雇用安定法」により、企業は65歳までの雇用確保の義務に加えて、70歳までの就業確保の努力義務が追加されました。

65歳で定年を迎えて会社に「再雇用」をしてもらえたとしても、今までの雇用形態のままではなく「業務委託契約」となってしまうことも少なくありません。

また70歳まで会社で働けたとしても「人生100年時代」と提唱されている今の時代において、残り30年生活するための資産が必要です。

老後資金が潤沢であれば心配する必要もありませんが、現実問題として70歳を越えても3人に1人は現役で働いている事実があります。

定年を迎えた後に、安心して生活をしていくためにも「定年のない仕事」を探しておくことが重要です。

シニアにおすすめの定年のない仕事

定年を気にせずに続けられる仕事を3つ紹介します。

  • クラウドソーシングの仕事
  • シルバー人材センターの仕事
  • アンケートや覆面調査員の仕事

あらかじめ副業として少しずつ慣れておけば、定年後もスムーズに仕事が続けられるでしょう。

それぞれ解説します。

クラウドソーシングの仕事

求人ジャーナルネット

求人ジャーナルネットの特徴

求人ジャーナルネットは、正社員からアルバイト、パートタイム、特定のスキルを要する仕事まで、多岐にわたる求人情報を提供しており、シニア層が自身のライフスタイルに合わせた仕事を見つけやすい、地域密着型の求人情報サイトです。

稼ぎやすさ
始めやすさ
将来性

みんなのクチコミ

  • 家の近くで仕事を見つけることができた。体力が落ちてきている身としては非常にありがたい。
  • 検索機能が使いやすく、希望の職種をすぐに見つけられた。
  • ハローワーク以外の選択肢としても非常に良いと思う。

シニアにおすすめの定年のない仕事として、クラウドソーシングで受ける仕事が挙げられます。

クラウドソーシングとは、インターネットを通じて仕事を請け負う働き方のことです。

パソコンやスマートフォンを使ってデータ入力や翻訳、ライティングなど多彩な仕事に自宅から応募可能です。

クラウドソーシングで受ける仕事は基本的に業務委託になるため、年齢に関係なく仕事が続けられます。

報酬額や時間を自分で調整できる点も魅力的で、体力面や健康面の不安があっても仕事がしやすいといえます。

クラウドソーシングの仕事は、クラウドワークスを活用して見つけると良いでしょう。

シルバー人材センターの仕事

シルバー人材センターは、60歳以上のシニア世代を対象とした公益的な就業支援機関で定年もありません。

シルバー人材センターでは警備や清掃、荷物仕分けなど、様々な職種の仕事を紹介しています。

働きたい意欲がある限り、高齢になってもずっと働き続けられるのが魅力で、体力面で不安がある場合は相談もできます。

シルバー人材センターは年会費として数千円必要になる点が、デメリットといえるでしょう。

アンケートや覆面調査員の仕事

マクロミル

マクロミルの特徴

マクロミルはスマホでアンケートに回答するだけでポイントがもらえるお仕事サイトです。少しの空き時間を活用してアンケートに回答できるので、多忙な人でも気軽に続けられるメリットがあります。

稼ぎやすさ
始めやすさ
将来性

みんなのクチコミ

  • 1つのアンケートはだいたい5分くらいで終わるので、隙間時間にちゃちゃっと作業できます。
  • パソコンを使えなくても、スマホがあれば作業できます。操作も簡単ですよ。
  • 他サイトよりも、1本あたりのポイント単価が高いです。

アンケートに回答する仕事や覆面調査員の仕事も、定年を気にせずに働けるためおすすめです。

アンケートの仕事はサイトで登録して、スマホで簡単なアンケートに答えていくだけでポイントが報酬としてもらえます。

報酬のポイントはギフト券に交換したり、現金化したりできます。

スキマ時間でサクッとできるのも魅力で、おすすめのアンケートサイトは「マクロミル」です。

また一般消費者となってお店のサービスなどをチェックする、覆面調査員も年齢問わず仕事が可能です。

たとえば指定された飲食店で一般客として食事をして接客や味、店内の様子などをチェックします。

食事料金も報酬で支払われるため、美味しいご飯を無料で楽しみながら仕事ができるため人気の仕事です。

まとめ

シニアは何歳まで働けるのか、定年のない仕事を探すべき理由についてまとめます。

  • 会社は70歳まで就業を確保する「努力義務」が必要ですが「確実に70歳まで働ける」というわけではない
  • 人生100年の現代において、定年後も仕事をしなければ生活が苦しくなる可能性が高い
  • 定年を迎える前に、副業として「定年のない仕事」を探しておくことがおすすめ

今の法律では最大70歳まで働けることになっていますが、確実ではありません。

また人生100年時代と言われるほど平均寿命が伸びているため、70歳で退職したとしても老後の資金のことが不安になる方も多いでしょう。

シニアの方も定年前から「定年のない仕事」を副業として見つけて、老後に備えておくことが大切です。